グラン・トリノ|ω・´)

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映画「グラン・トリノ」を観て感じたこと。

アメリカの片田舎。
レイシスト思考のある白人男性と
隣の住むアジア系移民の交流を描いた物語。

白人男性は朝鮮戦争のトラウマを背負い
日々、愛車グラン・トリノを愛でながら余生を過ごす。

病気で死期が近いことを悟り
過去への贖罪意識から
あるべき死に方を模索している。


グラントリノ

レイシスト的な思考や物言いは
もしかしたら、自身への贖罪意識からではないだろうか。
差別発言をすることで、自身の過去を赦す・・・赦そうとしている。
でも、どんどん赦せなくなっていく。

その矛盾な日々を、隣に住むアジア系の少年少女と交流することで救われる。

そして、あるべき死に場所を手に入れる。

それは少年少女のためでもあり、自身への贖罪のためでもあった。
 


「自己犠牲」とは何か。
「贖罪」とは何か。
「人と人の繋がり」とは何か。
 
 


いろいろな想いが巡る物語でした。

( ・ㅂ・)و グッ




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